LocalStackとterraformでAWSのローカル環境を構築する
AWSに関連する開発を行う時、どうしても「完全なローカル環境で開発や動作確認をしたい」と頭によぎってしまいませんか。無料利用枠があるとはいえ開発用にアカウントを作成するのは少し手間だし、なにより無料利用枠を思いがけず超過してしまう可能性もありますよね。
筆者は新米の頃(5~6年前)、勉強もかねてAWSのアカウントを構築して色々と試してみていたのですが、ある日、当時としてはとんでもない金額が請求されていることに気づきました。 勉強用に作って使用していたアカウントのクローズを忘れており、色々なサービスを稼働させ続けてしまい... 高い勉強代...
会社で共有の開発アカウントがあるとしても、自分の操作が他の人に影響を与えるかもしれないし、それこそ意図せぬ大きな課金を発生させてしまいまねませんよね。
本記事では、以下のツールを利用して、自分のローカル環境でAWSサービスの動作確認をできるようになる手順を紹介できたらと思います。
- Docker desktop
- LocalStack (AWSのモックを提供しているサービス)
- tarraform-local (Terraformをローカルで実行するのに便利なツール)
aws-cliを利用して構築することも可能ですが、本記事ではTerraformを利用してAWSのサービスを構築する手順を紹介しています。Terraformの学習用環境としても利用できるのではないでしょうか。